野菜をたっぷりと取れて、栄養満点。
お手軽調理が魅力の野菜炒め。
シンプルなお料理だけに、出来上がりの出来不出来が
作り方に左右されます。
作り方から味付けのコツまで、伝授いたしましょう!
野菜炒めを美味しく作る7つのコツ
このコツをまもれば中華料理屋さんで食べるような野菜炒めが簡単に作れるようになります。
①火力は絶対強火
火力は絶対に強火です。弱火で作ると美味しいですよ~なんて言ってるひともいますが、野菜炒めを弱火で作っている中華料理屋があれば見てみたいものです。
弱火でつくっても美味しくできるかもしれません、ただこういう料理はサッと炒めて短時間で作れることが最大の魅力なのでは?
弱火でチマチマと15分かけて・・・
なら他の料理作ったほうが良いのでは?
弱火で野菜炒め作るのって、私からしたら料理の本質を見落としている気がします。
②野菜を炒めすぎない
大抵野菜炒めに入れるような野菜って生でも食べれるようなものばかりです。
ご家庭で作る野菜炒めの失敗の多くは、野菜を長時間いためることにより
野菜内の水分がなくなって、フニャフニャ・・。シャキッとした食感がなくなります。焼きそばとかも同じ
シャキッとした野菜炒めをしてみたいって方は一度でよいので、炒め時間を極端に短くしてみてください。
野菜が全体的に温まれよいな~くらいで、完全に中まで火を通さなくても良いです。もやしがシャキッとしているうちに火を止めてください。
火の通りが悪いものや火が通らないといけないもの(肉等)を入れるる場合は先にあらかじめ炒めておいて、一度取り出してから作ります。
③炒め用の油はタップリ
中華料理屋さんや、ラーメン屋さんで野菜炒めをたべると、かなりテカテカしてますよね?私が見る限りご家庭で作る場合、大半の方が油が少なすぎます。
健康面が気になる方は、ごま油やオリーブオイルを使ってください。
小さいフライパン等で調理して、旨くかき混ぜられないようなときには、あらかじめ野菜に少し油をまぶして、混ぜておいてもOKです
炒め油の効果
- 油が野菜をコーティングして水分の蒸発を防ぐ
- フライパンや中華鍋と野菜との熱の伝達をする
- ゴマ油など風味を出す
- 味にまろやかさが出る(塩味がツンと来ない感じ)
④味付けは終盤に
野菜炒めは短時間で炒めて、野菜内部の水分量を保ったまま仕上げるのが成功の秘訣です。
野菜に塩分を加えると、浸透圧で野菜の水分が外に出ます。漬物やキュウリを塩もみして水分を切るのはこの原理を利用したものです。
この水分管理は様々な料理で非常に重要になる考え方といえます。特に野菜の食感にはおおきな影響をもたらします。
野菜炒めの場合、序盤で味付けしてしまうと、最初から水分が出てしまうので、野菜はしなっとしてしまいます。さらに野菜から出た水分がフライパンや中華鍋の温度上昇の妨げになってしまうので、良いことなし。
強火で野菜を炒めながら、周りに油をコーティングしてあげてから、最後仕上げの寸前で味付けして、味付けが全体に回ったらなるべく早く火を止めましょう。
⑤一度にたくさん作らない!
短時間、高温勝負の野菜炒め。
一度にたくさんつくると、炒めるというより、茹でたり蒸したりしたような食感になってしまいます。スムーズに混ぜられないような量を一度に炒めるのはやめましょう。家庭のガスコンロは業務用にくらべると火も小さいのでなおさらです。
量が多いときは、2度3度に分けて炒めるほうが、美味しいし早いです。
⑥袋づめのミックス野菜をつかえ!
スーパーなどに売っている、野菜炒め用の袋をつかうととっても楽ちん。
野菜炒めって炒める作業はたいした手間ではないのですが、1から様々な野菜を刻んで・・・ってやると結構な手間と時間がかかります。
こういう手間をかけても誰も褒めてくれませんので、積極的に楽をしましょう。
ボリュームアップしたいなら、もやしを追加してもいいですし、豪華したかったら、薄切りのお肉をいれるのも良いですね。
⑦味付けはシンプルに手早く
だまされたと思ってこれだけで味付けしてみてください。
塩コショウもなし。
本当にこれだけで、中華料理屋さんの味になります。
ちまちまといろんな調味料をいれているとそれだけで時間がたってしまうので、こういう調味料は本当に便利です。
大量に使う人は缶のタイプがおすすめですが、手軽さを選ぶならチューブタイプが便利ですよ。
まとめ
野菜炒めは強火で短時間、野菜をシャキッと!しあげるのが美味しさの秘訣です。お野菜全体に高温の油が行き届いて、コーティングしてあげるくらいの感じで早めに火を止めてみてください。
あまり野菜にしっかり火を通そうと思わないこと。
コツさえつかめれば本当に短時間で美味しい野菜炒めが作れます。
ぜひトライしてみましょう!!