ワインについて

ワイン初心者は何からどのような順で勉強したらいい?ソムリエ試験独学合格者の私がアドバイス!

投稿日:2019年10月23日 更新日:

私はソムリエ試験を独学で合格しましたが、正直なところワインがそれ程すきなわけでもなく、あまりプライベートでワインを飲むことはありません。仕事柄持っていたほうが良い資格だと思い、取得しました。

裏を返すと、ソムリエ試験というのは、たいしてワインを飲んだことがなくても取得できる資格です。

ワインエキスパートやソムリエ試験を目指す飲食関係の方やこれからワインを勉強してみたいという初心者。接待や大人の嗜みとしてワインを学びたい方まで

知識を習得する上での近道をお教えしましょう。

ワイン初心者は何から勉強したらいい?

とりあえず飲んでみるってもの悪くはないんですが、ワインを真面目に勉強したいのなら、知識と照らし合わせながら飲んだ方が理解が深まります。

私の場合は殆どワインを飲むことなく知識から入りました。金銭的な問題や味や体質でワインが苦手という人は無理して飲まなくても知識でワインを理解するのもありだと思います。

まずはソムリエ試験の参考書を一つ買いましょう

ワインの代表的な資格といえばソムリエとワインエキスパートでしょう。日本ソムリエ協会による認定試験です。「ソムリエ」の資格を取るためには、は飲食店や酒屋さんなどの職務経験が必要で、「ワインエキスパート」は素人さんでも取れる資格です。試験内容(提供サービスの実技試験があるかないか)が多少ちがいますが、勉強内容と試験問題はほぼほぼ同じと思ってOKです。

みなさんもご存じの通り、ソムリエはワインを提供するプロとして与えられる称号なので、試験内容としてもワインに関する知識として必要なことをすべて網羅しています。

あなたのワインの教科書として、ソムリエ試験の参考書を1冊買っておくことをお勧めします。

(ソムリエ試験に申し込むとソムリエ教本なるボリューミーな書籍が送られてきますが、初期段階では必要なし。というかソムリエ試験受けるときも私はほとんど見ませんでした。参考書的な書籍の方が要点をまとめて重要項目をわかりやすく書いてあるので、圧倒的に理解しやすいです)

ソムリエ試験の参考書を買うメリットは?

  • ワインの知識(製造、国別の知識、歴史、ブドウ品種、保存、販売、テイスティング等なんでも)が全般的に載っているので、なにか解らないことがあれば調べられる
  • 勉強が楽しくなってきたら、資格取得に向けて勉強できる
  • 分りやすい入門書等の購入も良いが、1冊は教科書的なものがあったほうが方が良い

なにから覚えればいいの?

  • ワインという飲み物は何か?どうやってつくられるのか?
  • 気候の違いは味や見た目にどういう影響をもららすのか?
  • ブドウ品種によって味や見た目にどのような違いがあるのか?

このようなワインの本質というか大枠からとらえていく方が理解が早いと思います。細かい暗記は後々で良いです。たぶん意味不明な横文字ばかり出てきて嫌になってしまうので。

そして大雑把にワインを理解したら

フランスから勉強しましょう

ワインを学ぶならまずはフランスから

フランスはワイン伝統国であり、世界で一番高いワインを量産している国です。

しかも国内で様々な産地があり、多種多様なワインを作っています。

世界のワインもフランスのブドウ栽培や醸造技術などを参考に作られていることが多いので、フランスワインを理解できれば、その他の国のワインを勉強する際にもベースの知識として役立ちます。

フランスのなかでもまずは

  • ブルゴーニュ
  • ボルドー
  • シャンパーニュ

の三大産地のワインを勉強すると良いでしょう。

ワインは知識とうんちくと共に飲む飲み物という、側面が強い飲み物です。

まぁ一番の理由は、お値段でしょうね。

高いワインは数百万円の値段のものもありますから、

一口数万円もする飲み物をいきなりゴクリ!ではさようなら~!

とはならないわけです。

一口数万円の重みを感じながら、歴史や生産地、作り手の話など、値段に見合ったうんちくを語りながら飲むことで、一口数万円の価値に見合った飲み方ができるわけです。

あなたもワインのうんちくを語れるように、今日から勉強してみましょう。

次回はもう少し、実際の知識を踏まえてお話したいとおもいます。

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