今回は和食に必要な調味料、常備品をピックアップしたいと思います。
既に料理をされるかたでしたら、家にあるものも多いと思いますので、さらーっと流し読みしてください。
家庭に常備したい、和食用 必須調味料
- 砂糖
- 塩
- 酢
- 醤油
- みりん
- 味噌
- 酒
- 麺つゆ
- 白だし
- 片栗粉
- 顆粒だし
- 出しパック
- 味の素
- ポン酢しょうゆ
それぞれどのようなものがいいのか説明していきます。
砂糖
砂糖といっても色々な種類があります。グラニュー糖・三温糖・上白糖・黒糖などなど。こだわりを持つようになればいろいろと揃えたくなりますが、まずは 上白糖でよいです。1kg入りのものが主流ですので、密閉できる保存容器があるとよいですね。基本的には常温で保存できます。
塩
塩も色々な物が売られています。お値段の高い岩塩だったりも色々とありますが、とりあえず一つかうなら、粒子が細かくてサラサラとしているタイプが使いやすいです。これも常温保存できます。
酢
初めの一本は穀物酢もしくは普通に酢と書いてあるものを買いましょう。
原料によってさまざまな種類のお酢があります。黒酢だったりリンゴ酢・バルサミコ酢など。とりあえずは穀物酢と呼ばれる一般的なものがあれば十分でしょう。酢も常温保存でOK
醤油
とりあえず一本という方は「こいくち醤油」を。
本格的にお料理をされるひとはもう一本「うすくち醤油」を
色はこいくち醤油の方が濃いですが、塩分はうすくち醤油のほうが濃いです。
醤油は酸化に弱いです。開けた瞬間から空気に触れると酸化していきます。特に暑い時期などは、劣化が早いです。酸化した醤油は黒っぽさが増し、風味が落ちて、美味しくなくなります。
冷蔵庫にいれる方がよいです。それか少なめの量の物を買うか、今は酸化を防ぐようなボトルの物も売っているのでそういった物を買うとよいでしょう
みりん
本みりんとみりん風調味料があり、製法などが違うようです。本みりんはアルコールが入っています。私はいつもみりん風調味料って方を買います。こちらの方が安い。どちらでもお好きな方を。
味噌
お料理にもつかいますが、初心者のうちは圧倒的に味噌汁での消費がおおいでしょうから、自分が慣れ浸しんだ色のお味噌を購入するといいとおもいます。
わたしがお勧めするのは、簡単に溶ける味噌です。各メーカー商品がありますが、味噌汁を作る際お味噌を溶く作業って案外面倒くさいものです。
チューっと絞り出すだけで、お湯に溶けてくれるものはとっても使い勝手が良いので時短につながります。
基本的に冷蔵庫でほ保存しましょう。
酒
料理をやるようになってくると、調味料としてかなり良く使うようになります。
調味料コーナーで「料理酒」という物が売っていますが、料理酒は塩分を含んでいることが多いので、お酒は入れたいけど、塩気を入れたくない。というときに少し不便です。
わたしのお勧めは、お酒コーナーで売っている安い日本酒。なんでもいいです。
紙パックの1リットルとか2リットルで売っている一番安いものでよいです。
開封後は劣化しますので冷蔵庫へ。
我が家は常温保存ですが。。
麺つゆ
ほかのページでも紹介していますが、麺つゆは簡単に和食をマスターするための必須アイテムです。一人暮らしの方などでいろいろな調味料をそろえられない。という方は麺つゆさえ持っていれば様々なレパートリーが作れます。
逆に、麺つゆは何種類も買う必要ありません。各メーカーから「そうめんつゆ」「そばつゆ」「うどんつゆ」「すきやきのたれ」などでていますが、基本的な主成分はあまり変わりありません。1種類あれば、濃さを変えることで使いまわしできます。また、麺つゆ+砂糖といった具合に味の調整をすることで、少し甘くするなどの味の調整もできます。
スペースが許せば冷蔵で保存したいです。
白だし
昔はこんなに売ってなかったような。。。
白だしに出会ってから、レパートリーが広がり、かなり使用頻度も高いです。
これさえあれば、茶わん蒸し、煮物やだし巻き卵、炊き込みご飯、おひたし、豆腐などに醤油の代わりにかけても美味しいし、なんでも使えます。
麺つゆと同じような用途が多いですが、あまり醤油色を付けたくないときに使用します。かなり万能調味料!!家に常備していない方は是非購入すべし!
各メーカーから色々な物が販売されていますが、個人的にはかつおの風味が強いものより昆布ダシベースの物が好き。
料理によってはかつお節の風味が邪魔する場合があるので。
かつおの風味を出したいときは、顆粒ダシや出しパックを追加するようにしています。
冷蔵庫で保存したいです。
片栗粉
主にスープや出汁などにとろみをつけるのに使用します。
和食においてもちょっととろみをつけるだけで本格的になったり、味が絡みやすくなったりと、片栗粉を使うシーンは多いので常備すべし。
顆粒だし
メジャーなものだと「ほんだし」
みそ汁はもちろん、焼きうどんにちょっといれてみたり、ごはんに混ぜたりするだけでも結構おいしい。
良くも悪くもわりと塩分があるので、使う際には塩気に注意!
かつお出汁の物が一般的ですが、昆布ダシや煮干しダシ・あご出汁の顆粒なんてのもありますので、興味のある方は試してみてください。
出汁パック
麦茶のティーバックみたいなのに入ってる出汁です。かつお節などがはいっているのですが、扱いが便利!濾す手間もいらないので、袋のままポイっと!お鍋に。
かつおだけのものもあれば、いろいろな物がミックスされているものもあります。とりあえず最初のうちはなんでもいいのですが、サイズに注意しましょう。
小さなものから、業務用の大きな物まで様々です。
味の素
旨味調味料ってやつです。グルタミン酸という旨味の成分の塊みたいな優秀な調味料。一味足りなりな~って時に抜群の威力を発揮します。
袋のでかいのもうってますが、家庭で使うなら瓶のタイプで良いですね。
ポン酢しょうゆ
ポン酢しょうゆ?ってなんぞや?って思った方、皆さんの思い描く「ポン酢「」です。鍋やるときに使うあれ。本来ポン酢とは柑橘系の果汁の保存性をたかめたもののことなので、それに醤油を合わせたものがポン酢醬油です。
ポン酢しょうゆがあまりにもメジャーになってきたので、ポン酢しょうゆ自体がポン酢と呼ばれるようになりました。
柑橘類の種類(ゆずだったり、すだち、レモン、)や味付けで各メーカー色々なものをだしています。
食べ比べると、かなり味が違うのに驚きます。
お野菜にかけてもよし、刺身につけても、肉につけても。かなり使えるやつです。
ポン酢+柚子胡椒 とか ポン酢+わさび を入れて混ぜるとアクセントがきいて美味しい。ちょっとした、野菜の浅漬けとか、ドレッシング的にもつかえます。
調味料を使いこなして料理上手に
色々な調味料が使えるようになると、料理のレパートリーや献立を立てるのがとっても楽になります。
材料ありきで献立を作ることはもちろんありますが、ときには「こういう味の物がもう一品欲しいなあ」ってな感じで、調味料から考えて料理を作ることもできます。
便利な時代ですから、便利な調味料を使って簡単に早く、楽しく料理をしましょう!