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食事の経験を料理の知識に変換しよう

投稿日:2019年9月27日 更新日:

料理初心者や、これから料理を始めようとされる方は、お料理の知識が全くないと思っている方が多いです。

ですが、私たちは普通の人なら1日3食の食事を取っています。1年にすると

1000食以上、現在20才の方であれば約2万食もの食事を経験していることになります。

当然「たべるだけ」と「食事を作る」ということは、大きな違いがありますが、

食材への知識、料理への知識ということであれば、あなたはすでに十分な経験値があるともいえます。

 その知識を料理に役立てる考え方をお教えしましょう。

今までの食事経験を料理の知識に変換して 食材の特性を考える5つのポイント

この世にはいくつもの食材が、あります。今まで生きてきてあなたは何種類の食べたことがあるでしょうか?

食材の特性は勉強せずとも、既にあなたの頭の中に存在します。

食べたことのある知識を料理の知識に変換 あなたは食材について色々なことを知っている!!

①どんな味のする食材か

その食材を見て、味の想像ができる。というのは料理をする上で、非常に大きなアドバンテージになります。

唐辛子をみて、辛い!

レモンを見て酸っぱい!

それだけで自分が欲しい味に対して、適切な食材を選ぶことができます。

②どんな色の食材か

あなたは、トマトという文字を見ただけで、赤い色が想像できるはず。

料理の見た目を華やかにする、色彩。

サラダに赤色の、色味が欲しいと思えば、トマトを用意しよう!と考えることができます。

③生で食べれる食材か?加熱するとどういうふうに味や食感が変化するか

調理という過程において、食材を加熱するという作業は、非常によく行う工程です。

そもそも、加熱しないと食べられない(生で食べるとお腹を壊す)ものも沢山あります。

食事の経験のなかで、知識として身に付いているはずです。

今まで、生で食べたことのない食材というのは、生で食べられない(お腹をこわしたり、危険がたる)可能性大ですし。

サラダに入っているような、きゅうり、レタスなんんかは、生で食べるのが一般的です。

玉ねぎは?と考えると、生で食べることも、加熱して食べることもありますよね?

玉ねぎは、生でたべると少し辛味と臭いがありますが、加熱すると甘味と旨味が出てきます。

ニンジンは?

ジャガイモは?

と味や食感の変化がわかれば。加熱後の味がそうぞうできますし、料理によって火の通り具合を調整することもできます。

いままで、無意識のうちに。このような食体験をしているはずですので、料理をするときに食材の、加熱について考えてみましょう。

④食材どうしの相性が良いか

食体験から、みそ汁にネギが合うとか。

お刺身に、お醤油と、わさびが合うとか。

なんとなく感覚でわかりますよね?

たまに、想像もしないような食材の組み合わせをする料理もありますが。。

麻婆豆腐にイチゴをトッピングしよう、とは普通は思わないものです。

食体験で感覚としてわかっている部分も多いとおもいますが、一歩踏み込んで、知識として考えてみましょう。

⑤その食材の原料は何か?

醤油、みそ、豆腐、豆乳、であれば、大豆が原料となってますので、その栄養素もわかりますし、原料が同じだけに、これらの食材同士を掛け合わせても、ケンカしないので、相性がよい食材といえます。

また、スーパーで並んでいる、なすや、たまねぎ、のよつに原料がそのままの形で売っているものもありますが、加工品など食材をすでに、加工して製品化されているものもあります。

例えばウィンナーやベーコンは主に豚肉から出来ていますし、練り物(ちくわ、かまぼこ、はんぺん等)であれば、魚が原料です。

こういうことをしっていれば、豚肉を使う料理の代用品としてウィンナーを使うこともできますし、

魚料理の代用品として、練り物をつかうこともできます。

⑥完成系の料理を知っている

その料理にどんな食材が使われているか、どんな形で、どんな状態(生なのか、加熱してあるか?)出来上がりの味やバランスを知ってるということは、とても重要です。

 出来上がりのイメージが想像できれば、それに向かって調理を進めることができます。逆にあなたの知らない料理はレシピを見ずに作るのは不可能ですね。 

まとめ

普段それほど気にして食べることはないかもしれませんが、今までの知識のなかだけでも、あなたの食材に関する知識は膨大です。

さらに上記のようなことを改めて意識して、食事をするようになると、もっと色々なことが見えるようになります。
料理について何も知らない人なんていません。誰にでも食材についての知識がありますが、レシピにかじりついて、その通りに作業だけを進めていると、このようなことを考えずに料理をしてしまします。

新たに覚えるのは大変ですが、既に持っている知識を使って料理を上達させましょう!

  • B!