和え物!?
なんだか難しそう・・・
料理上級者が作るといったイメージがあるかもしれませんが、一度レパートリーにしてしまえば、簡単にぐんとレパートリーをふやすことができます。
ほうれん草の胡麻和え・菜花のからし和え・など副菜として、食卓にもう一品というときに最適なメニューといえます。
一度パターンを覚えてしまえば応用も簡単ですので、是非マスターすべし!!
和え物をマスターしよう!
料理初心者のうちはなかなか和え物を作ることはないと思います。
だからこそこれができるようになると、ちょっと料理できる感が出てきます。
しかも簡単に短時間で作れるものが多いのでこれを作らない手はない!
和え物の考え方
食材に調味料などを和えた料理です。
代表的なものだと、ほうれん草の胡麻和え・菜花のからし和えとか。もやしのナムルなんかも和え物と考えて良いと思います。
簡単に考えると、食材(主に野菜)を切って食べれる状態(火を通す等)にして、食材に合う味のタレで絡めてあげればよいだけです。
実際にもう少し詳しく解説しますね。
和え物の作り方の手順
①食材を適当な大きさに切る
食べやすい、あじが絡みやすい、美味しそうに見えるサイズにカットします。
②食材を食べれる状態(火を通さなければいけないものは火を通し)にする
- 生でそのまま食べるもの
- 生で食べるが、塩もみしてから使うもの(野菜内の水分を外に出す目的が多い)
- レンジでチンして加熱
- 茹でてから使う(アクのある食材等はレンジより茹でるほうが適している)
③和えるタレを作る(和え衣というそうです。)
胡麻和えなら、胡麻和えの元となるタレをつくります。本当に簡単につくりたければ、市販品もあるので使ってもいいです。
ご家庭にある、ドレッシング、味噌、マヨネーズ等、色々なものが活用できます。
初心者のうちは多めに作って、味をみながら野菜に和えていくとよいでしょう。
④食材とタレを和える!
漬物やお浸しと違って、サッとあえてそのまま盛り付けて食卓に出すという感じです。漬け込みの時間などもいらないので時間もかかりません。
こんな感じになります。まあ簡単!
手軽に和え物お勧め市販品
簡単ナムルの素です。
モヤシや、ほうれん草、小松菜、人参やキノコ類、きゅうり等
野菜ですがちょっとしたおかずにもなる心強い一品
和え物の定番「胡麻和えの素」です。
ほうれん草・インゲン・ブロッコリー、人参、他いろいろと使えます。和食の献立に一品添えるのに最適ですね。
和え物のポイント
①水っぽくなるのを防ぐため、和える前に野菜の水分をしっかりと切っておく
・青菜(ほうれん草や小松菜等)を和え物にする場合は、
沸騰したお湯に塩を入れ茹でる(1~3分程度)⇒水につける⇒食べやすい大きさにカット⇒水気をよく絞ってから和える
水分の多い野菜は、塩気を加えると野菜からみずがでます。野菜自体の味がみずっぽくなってしまったり、野菜から水分が出て和える調味料が水で薄まってしまうのを防ぐために、あらかじめ水分を取り除くことが重要です。
生の野菜を使う場合にも塩でもんで絞る等して、水分を切ります。
②加熱が必要なものはレンジでチンでもOKただし、アクのある野菜は茹でてアクを逃がしてあげるほうが良い。
③和え衣(和えるタレ)はあらかじめ調味料を合わせて味見する。美味しいタレが作れればあとは野菜にそれを絡めるだけです。慣れないうちは少し多めに作って、少しずつ野菜に足して、味の濃さを調整しましょう。
家庭でできる簡単和え物でレパートリー100倍
ご家庭にある調味料や手にいれやすい食材を利用した和え物のレパートリーを紹介したいと思います。
定番和え物
①胡麻和え(すりごま2:砂糖1:醤油1)
お勧め食材:ほうれん草・こまつな・インゲン・もやし・人参
②からし和え(白だし2:からし1)
お勧め食材:菜の花・小松菜・春菊・せり
③ナムル(ごま油1:塩1:こしょう・味の素・すりおろしニンニク)
お勧め食材:もやし・ほうれん草・小松菜・人参・キュウリ・アスパラ
家庭にある調味料でアレンジ
①味噌+マヨネーズ
レンコン・キュウリ・大根等
②酢味噌和え(酢+味噌+砂糖)
うど・ネギ・きゅうり
③イタリアンナムル(オリーブオイル+塩+こしょう+すりおろしニンニク+レモン汁)
人参・ズッキーニ・玉ねぎ
④マヨネーズ+(ワサビ・からし・カレー粉 いずれか)
キュウリ・レンコン・ごぼう等・とりささみ
⑥ポン酢+(ワサビ・からし・ゆずこしょう いずれか)
チンゲン菜・ほうれん草・小松菜
⑦麺つゆ+すりおろし生姜
ナス・オクラ
⑧梅肉+白だし+ごま
キュウリ・とりささみ・大根
⑨市販のドレッシング(サラダ用)
各種いろいろなメーカーのドレッシングを野菜に和えるだけ
その他なんでもできます、
あまり固く考えないことです。美味しいタレをつくって
それに合う食材と和える。
それだけで、食卓に一品お料理が増えるのですから、ぜひ色々とトライしてみてくださいね。