レシピをみているとよく出くわす「適量」
適量!!??こまっちゃうよ!!!!
料理の上手な人に聞きます。「この煮物どれくらい醤油いれたらいいの?」
「んん~~~~適当!!」
レシピをみないと料理できない人にはこの「適当」がどういう感覚なのかって理解できないと思います。
適量や適当がどのくらい?ってはなしではなくて
どういう感覚でそういうことを言っているのかを解説しましょう。
適当の感覚はあなたも持っているはず!!
料理に限らず私生活において、なんとなく分量計らなくてもできることってあると思いますが、ここでは食や料理について、あなたが持っている適当な感覚の具体例を挙げてみたいと思います。料理上手な人たちはこのような感覚で、料理を適当にやっています。
例1 お刺身に醤油をつける時、細かいこと考えてますか?
こういうのが適量です。好みによってお醤油をたくさんつける人もいるでしょうし、ほんの少ししかつけない人もいると思います。
場合によっては、少しつけすぎてしょっぱくなってしまったな~。なんて感じる人もいますよね、そうしたらその次には、少しつける醤油の量を減らしてみようと思うはずです。
こういう感覚で料理上手な人は料理をしているので。どんどん経験を重ねるに従って感覚が身についていきます。
お寿司で言うなら、経験のないうちは、どのネタも同じように醤油をつけるところが、このネタはこのくらいの醤油の量がちょうどいいんじゃないか、という想像力も身に付いてきます。
例2 ソフトクリームにトッピング~~!!
最近よく、ファミレスやネットカフェのドリンクバーなどで、ソフトクリームがよく置いてあります。気の利くところだと、隣にチョコレートソースやちょっとしたトッピングの材料が置いてあったりします。
ソフトクリームを渦に巻いて、あなた上からチョコレートソースをかけます。
適量を適当にかけます。
あまり考えずにやっていると思いますが、過去の経験からソフトクリームの味とチョコレートソースの味を自分で予想して、このバランスが美味しいんじゃないかなと有料をかけていると思います。
結果的に少しチョコレートソースをかけすぎたな~甘くなってしまったな~何ていうこともありますが、まあ許容範囲です。
煮物に入れる醤油の量だってこんな感じです。そんなに難しく考える必要はありません。
例3 食パンをトーストしたことありますか?
食パンをトーストするとします。
人によってはオーブントースターでやる人もいれば、パン専用のトースターで焼く人もいます。自動的に良い焼き加減で機会が加熱をやめてくれるものもありますが、そういう機能がなくても、なんとなく美味しそうな焼き加減はあなたにもわかるはずです。
もちろん好みもあります。こんがりと焼けた焦げる寸前のパンが好きな人もいれば、うっすらと少しだけ焼き色が着いたパンが好きな人もいます。
料理上手な人にとってはお肉や魚を焼くのも同じです。
レシピを見ないで料理を作るにはこういう適当が必要になってくるんですが、
そんなに難しいことでしょうか?
確かに初めは少し難しいかもしれません。でも慣れればなんてことない。
人間の感覚ってそれだけ優秀なんです。
適量や適当は決してあなたの敵ではありません。