レシピ本を見ずに料理が作れるのは料理上手の証。
レシピサイトやレシピ本が数多くありますが、それ通りに作ってあなたは料理が上達しましたか?
レシピを見ながら作っても料理が上手くならない理由を説明します
レシピを見ていると料理が上達しない 理由5つ
- レシピ通りに作ると失敗が少ないので、覚えない。
- レシピに頼ると料理を作る上で重要な感覚と経験が養えない
- レシピを見て料理するのは面倒くさい
- レシピに頼るとアレンジがきかない。
- レシピ通りに上手くできても達成感がない
5つを説明する前に。。
そもそもレシピってなに?
レシピって料理上手の人が書いてますよね?では、あなたが見ているレシピを書いた人はその料理をどうやって作っているんでしょう?
レシピを見ながら作っているんでしょうか? 違いますよね。私はプロの料理人なので、部下等が同じ味が出せるように、レシピを起こすことがあるのですが、まぁこれがめんどくさい!
普段、感覚で作り、味をみて調整するものを、わざわざ、手順を書き、普段目分量で使う調味料を計りながら料理をするわけです。
出来れば こんなものは作りたくないのですが 自分の 作った料理と 同じアジア見た目になるために レシピを作るのです
つまりレシピとは ある人が作った料理を 再現するための 説明書にすぎません
レシピを書く人(ほんとの料理上手)はレシピ見ないんで料理つくるんです。
①レシピ通りに作ると失敗が少ないので、覚えない
考えながら調理をして失敗すると、どこが悪かったのかを修正できるようになります。
何も考えずレシピの手順通りに 料理を進めて成功しても、説明書を見ながら作業をこなしただけなので、後で振り返っても何も覚えていません。
②レシピに頼ると料理を作る上で重要な感覚と経験が養えない
料理上手な人は、常に五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)を使って います。
そしてそれが養われていくと、感覚で料理ができるようになります。
もちろん体験を積み重ねていかないとできないことですが、レシピ本に頼ってしまうとこういう感覚が全く身につきません。
例えばお野菜を茹でて、煮えたかどうか確かめるのに食材を触ってみます。このぐらいの柔らかさだったらいいかな。といった経験を積み重ねると色々なことに応用がきいてきます。
レシピ本通りに20分間煮込みます。 と言って20分後に完成、ではそういう感覚は身につかないのです.
③レシピを見て料理するのは面倒くさい
これは最も料理上達を妨げることだと思います。
わざわざ何回もレシピを見て、計量して、 時間を計って。
時間もかかるし、なにより料理をつくるのが楽しくないです。
だから結局作るのが嫌になってしまいます。
買い物にしてもそうです。レシピに忠実に材料を揃えようとすると買い物も非常に手間がかかります。さらに分量通りで売っているものばかりではないので食材があまり結局無駄になってしまうということも多いのではないでしょうか。
とにかくめんどくさいということは悪です。
④レシピに頼るとアレンジがきかない。
レシピ本がなくなると途端に料理ができなくなってしまう人はアレンジが効きません。
それに対して簡単な料理でも、レシピを見ずに作れる人は、すぐに料理のアレンジができるようになります。また別の章で説明しますが、考え方ひとつで一つのレパートリーから何十個ものアレンジ料理ができるようになります
⑤レシピ通りに上手くできても達成感がない
先ほども言ったようにレシピ 他人が作った料理を再現するための説明書です。その説明書通りに美味しい料理が作れても、それは本当にあなたの料理とは言えません。説明書通りの作業がこなせたというだけの達成感になってしまいます。
本当に自分で作った料理を美味しいと言ってもらいたいと思いませんか?
このようにレシピを見ても料理は上手くなりませんし、上達の妨げになります。今日からレシピにかじりついて料理をするのをやめましょう。
でもどうやって??
それはまた別のお話で。。