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ほうれん草の簡単おひたしの作り方と100倍レパートリーアレンジ術

投稿日:2019年10月10日 更新日:

今日はお浸しをまなんでいきましょう。

おひたしという調理法はちょっこっと副菜を簡単につくるには

とってもお勧めです。

しかも一度覚えてしまえば非常にバリエーション豊富。

一見地味なので、なかなか初心者は手を出さない調理法です。それだけにささっと、一品くつれると、料理上手の雰囲気がでてきます。

おひたしの基本を覚えて同時に簡単アレンジも覚えてしましましょう。

簡単ほうれん草のお浸しからの~~アレンジで100倍レパートリー

お浸しをおぼえていきましょう

基本的な考えとして

お浸しは

食べられる状態にしたお野菜を、薄めた麺つゆに浸す」しばらく置いて⇒完成盛り付け これでOK

簡単でしょ!!

白だしを使用してもOKです。味も若干かわりますが、白だしは色が薄いので野菜の色を鮮やかに演出したいときにお勧め。

では定番の

「ほうれん草のお浸し」 いきましょう。

ほうれん草のお浸し作り方

考え方としては

麺つゆを薄めて作った汁を作っておいて⇒茹でたほうれん草をドボンです

ほうれん草の茹で方

①ボールに冷水を用意しておきます。(水道水でいいですよ)

②ほうれん草を茹でます。切らないでいいです。

沸騰したお湯に一つまみ塩を入れます。ほうれん草 投入。葉ではなく茎の方から入れましょう。(泥等ついていたら水で洗ってから)1~2分でゆであがり。茎を触ってみて少し柔らかくなっていたらOK。

初心者は長く茹ですぎてしまう(茎などが割れて繊維状になってしまったら茹ですぎ。でもたべれますよ!)ので、さっとゆでましょう。多少生でも大丈夫!!

③ゆであがったらほうれん草だけ箸でとって冷水にドボン(急激に冷やすとほうれん草の緑が映えていい感じになります)

④ほうれん草を絞りながらまな板の上に置きます。一番根っこの部分だけを切り落として捨てて、後は良い感じの長さに切ります。

水切れが充分ではないので、切った後もう一度ぎゅっと絞って、めんつゆ薄めた汁につけます。

⑤完成です 

少し味をしみこませたいので、10分くらい置きましょう。汁につけたまま冷蔵庫へいれておけば次の日まで日持ちします。

レシピ風に書くとこんなふうに長くなってしまいますが、

①~⑤はほうれん草の茹で方を書いただけです。 

食材の特性を知りそれに適した調理で火を通すのが美味しく作るポイント

・ほうれん草は少しあくが(苦味)あるのでお湯で茹でるとあくが抜ける

・葉物(ほうれん草でも小松菜でも同じ)は茹でた後冷水に付けると色が鮮やかになる。

・余分な水気は絞ってから浸す(絞らないと味が入りにくく、つゆが薄まってしまう)

料理に限ったことではありませんが原理原則覚えることで他の物でも応用できるようになります。 

ほうれん草のお浸しをマスターしたら、これをアレンジしてレパートリー100倍です。

説明しますよ~~


アレンジパターン①

ほうれん草のお浸し⇒ほうれん草を別のお野菜にしてアレンジ

他の野菜に変えて同じ手法でお浸しにします

例えばこんな食材で↓

・小松菜(ほうれん草より茎が太いので少しだけ茹で時間を長く。あとは同じ)

・チンゲン菜

・オクラ

・もやし

・しめじやエリンギ等のキノコ類

・豆苗

・大根

・モロヘイヤ

・セロリ(さっとゆでても生でもOK)

・つるむらさき

・プチベール

・人参

・スナップエンドウ

・さやいんげん

・ナス

・パプリカ

・山芋

・ゴーヤ

・ニラ

・菜花

まだまだ沢山ありますが、このような食材をほうれん草の代わりに使います。

もちろん上記の野菜を2種3種と使ってもOK

○ほうれん草+しめじとか。

食材の下処理がわからなかったら、レシピを見て調べてみましょう。

こういう時にレシピを参考にすると良いです。

さらに上の食材とミックスさせるとGOODな食材 

・油揚げ

・カニカマやかまぼこ

・とりささみ(レンジでチンして細かく裂く)

・わかめ

・ベーコン・ハム

レパートリーいっきに増えますね~~

さらにアレンジです。


アレンジパターン②

ほうれん草のお浸し⇒麺つゆにちょい足しアクセントで味変

麺つゆにちょっと何かを足して味変させるパターンです。

他の献立に合わせて変えてみてもいいし、2日目に味変させて作るもよし

ちょい足し例

・ワサビ

・すりおろし生姜

・ゆずこしょう

・一味・七味唐辛子

・ごま油

・ニンニク

同じ麺つゆベースの味でも上記を加えるとちょっとしたアクセントになって、まったく違う味になります。

アレンジパターン③

ほうれん草のお浸し⇒食材を揚げてから浸す

ほうれん草のおひたしでは、ほうれん草を茹でてから浸しまいしたが、茹でる代わりに食材を素揚げ(何もつけないでそのまま揚げること)します。

本来は「揚げ浸し 」と呼ばれる料理になりますが、考え方としてはおひたしと同じです。

茹でる代わりに油で揚げてから、めんつゆもしくは白だしに浸しましょう。

ほうれん草や小松菜などの葉物にはあまり向かないです。

・ナス(油との相性抜群)

・おくら

・にんじん

・ かぶ

・ヤングコーン

・きのこ

・パプリカ

・ズッキーニ

等ちょっとごろっとしたお野菜向きです。

揚げる分ひと手間かかりますが、とっても美味しいですよ。


アレンジパターン④

ほうれん草のお浸し⇒麺つゆ部分を変える

麺つゆ部分を変えて他のつけ液をつくります。

かんたんお勧め付け液

・ポン酢

・かんたん酢(酢に砂糖や塩であじがついているものが売ってます。ピクルス用の酢とか寿 司酢でもOK)

上記↑で漬け込むと簡単マリネの出来上がり。

タコや小あじの唐揚げなど魚介類をくわえてもOK

ベースに「お浸し」のレシピ・作り方を覚えることで、たくさんのアレンジメニューが作れるようになりますね。


さらにトッピングとして

・鰹節

・ねぎ、しらがねぎ

・玉ねぎスライス

・からし

実例を紹介

上の組み合わせでどういう風に作るか?

何パターンかお勧めの組み合わせ例を紹介しましょう

王道のお浸しパターン

小松菜+油揚げ+しめじ+めんつゆ→盛り付けて→練からしをちょっと水で薄めて上からかける

漬物風

山芋(生のまま)+麺つゆ+ワサビ→盛り付け→上にかつおぶしトッピング

揚げびたし定番

ナス(素揚げしてちょっとこんがり)+めんつゆ→盛り付け→大根おろしトッピング

中華風

きゅうり(生のまま)+とりささみ(チンして手で裂く)+麺つゆ+ごま油+すりおろし生姜+すりおろしニンニク→盛り付け→上に白髪ねぎトッピング

マリネ風

ナス+ズッキーニ+大き目に切ったたまねぎ(タップリのオリーブオイルで焼いて塩コショウ)→かんたん酢→冷やす→盛り付け

こんな具合に組み合わせます。

まとめ

初心者はなるべく簡単にシンプルで手間のかからないところから始めて、次第に複数の食材をつかったり、凝った調理法を取り入れていきましょう。

麺つゆや白だしもこだわっていくと自分で作るのもいいでしょうが、家庭料理の範囲であるのであれば、わざわざ作る必要ないかなぁ~と思います。

文章が多くて読み疲れたかもしれませんが、この考え方をマスターすれば100や200のレパートリーはすぐに作れるようになります。

さらに冷蔵庫の残り物や、スーパーで特売の旬の野菜を使ってレシピなしで調理ができるはずです。

あしたから即実践してみましょう!!

  • B!